わたし宣言します。

この本いいよ（いい笑顔で）

先日言っていた本なんですが友達が読み終わって貸してくれたのでちらっと読んだんですよ。我慢しきれなかったんで（笑）とりあえず読みながら吹きました。いやいやいや、って突っ込んだりもしました。

お前らお互い好きすぎ。

これが開口一番の感想です。
内容はこれから興味を持って読む方が居るかもしれませんので言いませんが大筋としては弟がキーになっている話。ここら辺がスパナと被るんですが（笑）
半魔の弟がある目的のために必要なので魔物側は探していて兄弟はそれを知っているからずっと逃げ続けてるって話なんですよ。まだ最初の方なのにお互いが好きすぎて困っています（わたしが）

兄は「弟は守って当然。大事にして当然。何がなんでも魔物には渡さない」
弟は「大事な人は兄貴でこの世界で一番自分を大事にしてくれるのも兄貴」

この二つが大前提にあって話が進んでいきます。マジです。
スパナはディーンしか大事大事っていう感情が見えない感じがするんですね。サムもきっと思っているんだろうけどあまり見えないじゃないですか。だからたまに告白するとビビるんだけど（笑）
だけどこの兄弟はとてつもなくお互いのことを大事に思っています。それが前面に出すぎてて正直恥ずかしいです。成立してるカップルの同人誌かと思いましたよ（いやマジで）

しかも先日も話していた愛称の理由もちゃんとあって。それもまた愛情があってびっくり。
「キャリバン」っていうのはシェイクスピアに出てくる魔物と人間のハーフの名前らしいんですね。母がそれになぞらってつけたみたいなんだけどその忌まわしい事実を忘れないようにキャリバンって弟は自分で言うんだけど兄はその名前で呼ばないんですよ。キャルとしか呼ばない。弟だから。人だから。

なんだこの萌え設定は…！（プルプル／震）

なんか兄の行動全てが弟のためで最強に萌えます。ディーンより格好良い（笑）ディーンから軟派さを抜いた感じですかね。
ヘルシー志向で真面目、純粋な人間なのに最強で弟を護るのが当然という人です。弟はちょっと悪ガキで皮肉ったりするけどすぐマイナス志向になる。で、頼りにしてるのは兄で心の拠り所も兄という子。

とにかく二人が可愛いんだ…（結論）

兄がどんだけ弟のこと大事にしているかっていうのが解る出来事があって。
兄は奨学金を貰って家の近くにある大学に入ったんです。弟のために。ちょー頭いいんです。もっといい大学に行けたはずなのにわざわざね。で、寮に入るんだけどバイト代をほとんど母親に渡していたんですって。弟のために（二回目）
しかも！一年間二人は必死にお金貯めてアパート借りる事にしたんですよ。その一年間、週末だけ弟は兄に逢いに行ってたっていうのにも萌えた。で、二人が一緒に暮らすために兄はまたお金を母に渡すんです。まだ未成年の弟の親権は母にあるからお金を渡さないと引き離されてしまうわけです。だから兄は母をお金を渡すんですよ。弟のために（三回目）

なにこれ。

お互いがお互いを好きすぎてカップリングがどう！っていうのはないんですがわたしの中で兄がこの弟に組み敷かれる事はない！（笑）あ、ナチュラルに兄×弟だから思いつかなかったのかも…。
とにかく可愛いんです弟！キャル可愛い！そしてニコ（兄：本名ニック）も可愛い。というか色々パーフェクトすぎて何も言えません。欠点ないんじゃないの？あの人。

たぶんスパナでＤＳ好きな人だったらあの本好きだと思います（笑）あとは文体が合うかどうかですね。ほぼ弟の一人称で表記されていますので。キャルが説明してる文章も可愛いんですけどねー。ああもう悪ガキだなぁ！って頭もしゃもしゃしてあげて抱きしめたいです。

タイトルは「夜に彷徨うもの」です。中央公論新社から出てます。作者はＲ．サーマン（訳は原島文世）です。ぜひお試しあれ！上下巻だよ☆
カバーのイラストも綺麗なのです！兄美人すぎ！ラプンツェル！（殺される）弟も美人ですよ！こんな兄弟居たらわたしゃストーカーになるよ（捕まれ）


ヒトコトレス
蘭娘さん
ぜひ読んでください！二人がお互いを好きすぎてわたしはどうにかなってしまいそうです（笑）作者などは上に表記したとおりです。ぜひ！萌えるかどうかは解りませんが…話自体は狂いんですが二人がらぶらぶすぎてあまり気にならないところが凄いかなぁと（笑）読まれたらぜひ感想をくださいね！